この走行図のように,外周しか探索できません.
<趣味画像 3439> 左手法の走行図
一度通った区画へ入って,同じ探索をしないようにルールを作ると,
だんだん内側を探索していくので,ゴールに着きます.
これを拡張左手法といって,全面探索には基本的な方法です.
ゴールしても同様のルールで探索を続けると,
全面を探索してスタートに戻ります.
<趣味画像 3440> 拡張左手法でゴール
それにしても,「BASICは遅い」というイメージがありましたが,
プチコンなのに処理が速くて驚いています.
大昔30年前の8bit-CPUである,Z80マシンのクロックは2MHz.
それでも,1MHzの2倍だと驚いていました.
現在の3DSは,Nintendo 1048 CPUが2個とGPUも搭載があり,
クロックは推定で266MHzとか.単純に100倍以上速いわけです.
シミュレーションなので実際の走行ではないのですが,
探索にかかる時間を調べてみました.TIME$を表示しただけです.
Yボタンでビューッと走らせると,全面探索でも3秒でした.
このBASICは,「速い」です.
<趣味画像 3441> 拡張左手法の全面探索
さて,次回からは,拡張左手法を越える探索法について説明します.
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I make the maze program in Puchikon (No.11): Private Material Life.